建物の温熱計算をするコンポーネントType56には、いろいろな出力項目があります。
どこで設定しているかというと、モデルを作成するツール[ TRNBuild ]の[ Outputs ]です。
なんにも設定しない場合は"Default"で、ゾーン毎の室温・顕熱の計算結果が出力されます。
[ Outputs ] の項目はこんな感じ。
Thermal Airnodesを選ぶと、Airnode outputs(室温、絶対湿度、顕熱、潜熱、、)、Surface Outputs(内外の表面温度など)、Comfort Outputsなどが選べます。
Comfort OutputsはTRNSYS17からの新機能で、快適性の指標で出力できるようになりました。
・MRT 平均放射温度(TRNSYS17から)
・OT
作用温度(TRNSYS17から)
・PMV 予想平均温冷感申告(TRNSYS16でも出力可能)
・PPD 予想不満足者率(TRNSYS16でも出力可能)
もちろん、ZoneでComfortの設定をしていないとこの出力はできません。
ZoneのComfortの設定はTRNSYS16でもありましたが、TRNSYS17でさらにMRTなどの設定項目が増えました。
設定内容はこんな感じ↓。
この辺の細かい設定についてはまたいつか。
きっと先輩が書いてくれるに違いない。うふっ。
以上、Over !!