TRNSYSでの計算結果出力のお話。
ファイルフォーマットを指定せずに出力すると、指数で書き出される。
結果を確認するのに読みづらいったらありゃしない。
桁数等のフォーマットを整えたいときはコンポーネントの[Special Cards]で指定すればOK。
アウトプットのコンポーネント → Output/Printer/Formatted/No Units/Type25f
Formattedのコンポーネントのみ指定可能。
UnFormattedのコンポーネントで出力する場合でも、ParameterのDelimiter=2と設定すればカンマ区切りで出力できる。
ちなみに、Formattedの時、このDelimiterはタイトル行にのみ反映される。
[Parameter]
[Special Cards]
出力する個数分の指定をしてマルカッコで閉じる。
必ずTimeStepが出力されるのでTimestep分をお忘れなく。出力数+1こです。
ファイルフォーマットの指定の仕方はFortranと一緒。
X スペース
',' カンマ
ただし、integerの指定はできない。
例: 一つずつ指定、スペース区切り
(F8.2,1X,F8.2,1X,F8.2,1X,F8.2,1X,F8.2,1X,F8.2,1X,F8.2,1X,F8.2,1X,F8.2,1X,F8.2,1X,F8.2,1X,)
一つずつカンマ区切り
(F8.2,',',F8.2,',',F8.2,',',F8.2,',',F8.2,',',F8.2,',',F8.2,',',F8.2,',',F8.2,',',F8.2,',',F8.2,',',)
タイムステップは小数点以下なし、10個分まとめて指定
(F8.0,',',10(F8.2:','))
タイムステップは小数点以下なし、5個分と5個分まとめて指定 (F8.0,',',5(F8.1:','),5(F8.3:','))
仕上げは、[External Files] 出力ファイルをcsvファイルにしておけばエクセルでも開けて見やすいよ。
以上、Over!!