2012/11/16

ネットワークにつながっている機器を表示する。

ただいま、社内のシステムメンテナンス中。

同一ネットワーク内の状態をさくっと確認できるアプリ[ Fing ]を使ってみました。

このアプリ、ネットワーク内の機器をすべて表示してくれます。
パソコンはもちろん、ルーターやら、無線LANやら、サーバーやらプリンターやら。
パソコンに名前がつけてあれば、生きているかどうかもすぐわかるよ。
なにより、Macアドレスや、IPアドレスが確認できるので便利です。

これで野良も発見できちゃうぞー。

って、パスワードかけてるから、さすがにそんなことはないとは思うけど、知らない機器が接続されてたらドキドキしちゃうね。

以上、Over !!

2012/11/15

SolarDesigner 容積比熱で悩んだら。

SolarDesignerでは、材料を選択すると、選んだ材料の熱伝導率と容積比熱がセットされます。
あらすてき。

リストにない他の材料を使いたい場合は、メーカーのカタログから入力します。
おそらく、熱伝導率はあっさりみつかると思います。

容積比熱がみつからない場合。

容積比熱[kJ/m3K]とは、比熱[kJ/kgK]×密度[kg/m3]です。
見当たらない場合、メーカーさんに比熱と密度を問い合わせてみましょう。

入力する前に、単位があっているか確認するのを忘れずにー。
SI単位系の場合は、[kJ/m3K], 工学単位系の場合は、[kcal/m3C]です。
1kcal/m3C=4.186kJ/m3Kです。 

ちなみに、熱容量[J/K]とは、この容積比熱[kJ/m3K]に容積[m3]をかけたものですよー。
ちなみにちなみに、単位系の変換はこちらをどうぞー。

以上、OVER !!

2012/11/14

ほんやくこんにゃく

ちょいと用事があってフランス語を訳す事に。

そもそも日本語も英語もあやしいので、概要さえ分かればいいや程度の訳で。

とはいっても、フランス語にしてもドイツ語って英語と違って、アクセント記号?がついていたりと文字入力が難しい。

ごくたまにしか使わないのに、キーボードの環境設定するのもちょっと。。。
というわけで、アクセント記号がついた文字を簡単に入力する方法。

★"変換"キーを使う。
Windowsなら、入力した文字、たとえば"c"を選択して、「変換」キーをたたくと"ç"(環境依存文字)が出せる。"œ"も"oe"を選択して変換しづければでてくる。

★キーボード入力
たとえば、こんな感じ。
á は、 Ctrl + Shift + 7, a
à は、 Ctrl + Shift + @, a
â は、 Ctrl + ^, a
ø は、 Ctrl + ?, o
でも、これは覚えてられないなー。。。

★どのみち翻訳するならgoogle翻訳の仮想キーボードを使う。

[ 元の言語:フランス語 ]を選択。
キーボードのアイコンをクリックすると仮想キーボードがでてくる。

入力したい文字をクリックすればOK。

この仮想キーボードは、英語や日本語ではでてこないけど、言語によって出てくる。
まー、正しく入力できてなくても、途中で修正リストを出してくれるので、がんばって入れなくてもなんとかなる?

なんやかんやいって、wikipediaの"フランス語"のページからコピペするのが一番楽だったりして。。。

というわけで、何の言語がきてもOKだー!?(ウソです。)

以上、Over!!

2012/11/13

SolarDesigner 単位系の選択

SolarDesginerでは、SI単位系と工学単位系の両方を用意しています。

最近の学生はSI単位系で習いますが、少し上のお年の方だと工学単位系です。

うろ覚えですが、私は両方ならった気がします。
大人になったから単位系が変わったんだー!と勝手な思い込みがあったような気がします。

変更方法はこんな感じです。
●ソフトウェアごとガツンと変更をする場合には、[ ファイル ]->[ 基本設定 ]->単位系を選択。

以後、新規に作られるプロジェクトは変更した単位系で作成されます。

●現在のプロジェクトだけ変更をする場合には、[ ツール ]->[ プロジェクト情報 ]->単位系を選択。

単位を変更すると、設定された値も自動的に変換されます。

工学単位系のほうがしっくりくる場合は、工学単位系でモデルを入力しておいて、最後に[ プロジェクト情報 ]からSI単位系に変更でもOKです。

なにはともあれ。入力を間違えないようにですー。

以上、Over !!

2012/11/09

TRNSYS Equationの使い方 その2

TRNSYSのモデルにちょっとした式をくみこみたいときに使うEquation。
使い方についてはこちら

Fortranをお使いの方におなじみの表現も使えます。

例えば、べき乗は"**"で表現します。

書き方はこんな感じです。a**b

●べき乗 2^3
 new1 = 2**3
(new1 = 8)

●ルート sqrt(25)
 new2 = 25**0.5
(new2= 5)

●逆数 1/5
 new3 = 5**(-1)
(new3 = 0.2)

Fortranの記述方法と同じです。

同じですと書いてふと不安に。。。

I1**I2において、I1, I2が整数でI2が負数の場合
1/(I1**ABS(I2))と整数除算の規則を適用して解釈されるので、10**(-3)は1/(10**3)となり0となる。

このため、0.001という答えを得たい場合には、実数で10.0**(-3.0)と入力しないといけないのでは・・・???

動きを確認してみました。

equationに整数で書いてもふつーに動いてるや。
あ、そういえば、TRNSYSはすべてdouble precisionで値が引き渡されるから、equationに書いた値もdouble precisionで処理されているってことかな。

ってことで、実数扱いです。

まわり~みちく~ねくね~♪。

というわけで、べき乗、お試しあれー。

以上、Over !!

2012/10/15

TRNSYS 発熱源のチェック

TRNSYSは複数室の温熱シミュレーションができます。
あぁ。複数室で計算ができるってステキ。

ですが、室数が増えた分だけ入力項目も増えるので、モデル作成の作業量は多くなります。

中でもスケジュールの設定は、ミスが多くなりがちです。

人間の生活スケジュールや、照明や家電のスケジュールなどと設定していくうちに、どの部屋の設定をしたかとわからなくなってしまったり、単位換算を忘れてみたり。
そんな時は、TRNBuildのOutputsを使って、GAINの設定を確認できます。

TRNBuildのOutputsで設定します。
(1)[Airnodes]->[Thermal Airnodes]で、確認したいAirnodesを選択
(2)[NTypes]->[airnode outputs]
(3)"Outputs"のリストから、NType=7,13,97を選択。

ntype7  internal convective gains of airnode
ntype13 defined internal radiative gain of airnode
ntype97 humidity gain of defined gains

照明や人体発熱など複数GAINを設定している場合には合算されて出力されます。
モデルが複雑なときなど、ぜひ、おためしあれー。

以上、Over!!

2012/10/13

よへこの旅。in 安曇野

安曇野ちひろ美術館に行ってきました。
信濃松川駅から自転車で行くこと、20分。

みえてきた!

美術館の周りの広い公園。パツォウスカーの石のオブジェ。

山々が池にうつってきれい。

安曇野ちひろ美術館(設計:内藤廣)

中庭。

テラス。パラソルがてるてる坊主みたい。

子供用の家具がたくさん。

家具の設計は中村好文さん。ななつなないす。
左から、
●シェーカーチェア
●ミヒャエル・トーネット:曲木椅子
●中村好文:うさぎ椅子
●ジョージ・ナカシマ:コノイドチェア
●ハンス・ウェグナー:Yチェア
●アルヴァ・アアルト:チェアno.66
●ヘリット・リートフェルト:レッドアンドブルーチェア
のミニチュア。


LAPIN(ラパン)。子供用のいす。かわいい。

ちひろいす。

大花壇はラベンダーが満開。

後ろに望むは北アルプス。

展示は、「子どものしあわせと平和 -ちひろ+黒柳徹子-」をやっていました。
すてきな展示でした。
とっても当たり前な事だけど、平和って大事だな。と。

また行きたい。

以上、Over!!

2012/10/12

TRNSYS Equationの使い方

ちょっとした式をTRNSYSのモデルにくみこみたいとき、Equationを使うと便利です。

[SimulationStudio]->[Assembly]->[Insert new equation]で、Equation(電卓のアイコン)がプロジェクト上に配置できます。

Equationをダブルクリックすると↓のような画面が表示されます。
Equationには、簡易な関数電卓のような機能もついています。

書き方はこんな感じ。

●arc cosine
new1 = acos(0.5)
(new1= 60)
●cosine
new2 = cos(60)
(new2 = 0.5)
●equal
new3 = eql(5,5)
(new3 = 1)
●exponential
new4 = exp(1)
(new4 = 2.71828)
●OR
new5 = or(1,1)
(new5 =1)
●ln
new6 = ln(2.71828)
(new6 =1)
●log
new7 = log(10)
(new7 = 1)
●MAX
new8 = max(2,4)
(new8 = 4)

などなど。

例えば、4月24日(2713ステップ目)から10月25日(7152ステップ目)までを冷房期間とし、その他を暖房期間とする。 といった場合

summer = and(ge(time,2713),le(time,7152))
winter = not(summer)

summer, winterからはtimeにあわせて1 or 0の値が出力されます。

ってな感じの使い方です。

ちなみに、[Edit all equation]ボタンをクリックすると、一気に式が書けて楽ちんです。

以上、Over !!

2012/09/19

よへこの旅。in 越後妻有トリエンナーレ

三年に一度の越後妻有トリエンナーレ。
日帰りであたふたとまわってきました。

●越後妻有山現代美術館「キナーレ」 原広司+アトリエ・ファイ建築研究所
●No Man's Land クリスチャン・ボルタンスキー

●下条茅葺きの塔 みかんぐみ+神奈川大学曽我部研究室
●妻有田中文男文庫 田中文男(設計:山本想太郎)
●山ノウチ 杉浦久子+杉浦友哉+昭和女子大学杉浦ゼミ

●もうひとつの特異点 アントニー・ゴームリー
●再構築 行武治美

●船の家 アトリエ・ワン+東京工業大学塚本研究室
●最後の教室 クリスチャン・ボルタンスキー+ジャン・カルマン

●家の記憶 塩田千春

●越後松之山「森の学校」キョロロ 手塚貴晴+由比
●まつだい雪国農耕文化村センター「農舞台」 MVRDV
●花咲ける妻有 草間彌生
●まつだい住民博物館 ジョセップ・マリア・マルティン
などなど・・・。

やっぱり一日じゃまわりきれませんねー。

最終日の前日ということもあってかどこも大盛況でした。
町中総動員って感じだったのかな。炎天下の中、スタッフの方に感謝。

ふとみるとアート。

また行きたいな。

以上、OVER!!

2012/08/16

グラフ画像の数値化

Graphcel というフリーソフト(Windows)をみつけたよ。
グラフ画像を数値化してくれます。

グラフを書くツールかと思いきや。。。逆だね。
文献のグラフとか、毎回定規をあててみてるようなグラフは数値化しておくとよさそう。

便利ー。

以上、Over!!

2012/08/12

よへこの旅。in 御殿場

御殿場に行ってきました。

御殿場と言えば、アウトレットが有名ですが、今回行ってきたのは、東山。

★とらや工房(設計:内藤廣)
緑豊かな中にある工房。


工房で作っているどら焼きなど、テラスで食べることができます。


写真とってる側から耳元でぶーんぶーん。ブタさん大活躍。


あ、猫村さん!

じゃなくて、ほしよりこさんが書いたパンフ。

★東山旧岸邸(設計:吉田五十八)
岸信介の自邸。
居間。柱を建物の外に出しているので、窓や障子を全部あけると半屋外にいるような感じ。
(窓をしめたところ)

 (窓を開けたところ)


食堂。押込戸。戸袋に網戸から障子まで全部収納できるので、庭が絵をみたいに見える。

中庭。アルミの外ルーバー。昭和40年代にアルミの外ルーバーとかすごーい。

角という角は面取りしてあるので、ちょっとずれてみるとフレームがロの字じゃなくてコの字に見える。場所によって見え方が変わって面白い。


ボランティアの方がいろいろと説明してくれるのがステキでした。
久しぶりにわくわく。しばらく吉田五十八ブームが続きそうです。
(っていまさら?てへへ・・・^^;)

★とらや(設計:内藤廣)


ここのとらやも見たくて、東山から御殿場駅までうっかり歩いちゃったら30分じゃ到底つかなくて、熱中症になりそうだった。案の定、雨が降りそうになる。
車で行くのがおすすめです。

電車の旅のはずが、がっつりお散歩。

それにしても、、、。

カメラのレンズが汚れていてほとんどの写真が白くなっていたというがっかりさん。
やっぱりレンズはハンカチで拭いたらいかんですな。とほほ。

帰りは御殿場から新宿までロマンスカーあさぎり(MSE 設計:岡部憲明)。

御殿場、おすすめでーす。

以上、Over !!

2012/07/25

TRNSYS17.01のウィザードで複数室モデルを作る。

TRNSYSには、複数室の温熱シミュレーションモデルを作成するウィザードがついています。
これを使えばモデルがさくっと作成できます。

ただし、このウィザード、海外の気象データで作成されます。
このため、日本の地点で計算する場合、一旦海外の気象データのままでプロジェクトを作成した後、拡張アメダスリーダーのコンポーネント(type99-AMeDAS)と差し替える必要があります。
TRNSYS17.0019までは気象データのコンポーネントを[Replace]すれば一気につなぎかえがすんでいましたが、TRNSYS17.01からはWizardで使用している気象データのコンポーネントがType109からType15への変更されたため、自動でつなぎかえてくれない項目がでてきます。

なんで変更されたかというと、日射量の処理を内部でやってくれるようになったから。
詳しくはこちら

Radiationとの接続ができていないよメッセージがどっさり表示されますが、これは画面出力用にしか使用していないので、接続は不要です。
複数室の温熱計算のコンポーネント(Type56)に外気温、相対湿度と天空温度を接続すればOKです。 天空温度(TSKY)は、Type33cとType69を用いて接続すればOK。
接続後はこんな感じ。
ちょっと作業が必要になったとはいえ、便利になったと思う今日このごろです。

以上、Over !!

TRNSYS CompornentのReplace

TRNSYSのコンポーネントには、似て非なるものが複数存在します。
入力項目は変わるけど、出力項目の変わらない空気線図のコンポーネント(type33)などもそのうちの一つ。

Inputの接続を絶対湿度から相対湿度に変更したい場合、Type33cとLinkを削除し、Type33eを配置して、InputとOutputをそれぞれ再接続します。

変更したい箇所は一か所なのに、面倒くさいです。

ここで、コンポーネントを置換[Replace]を使うと、INPUT/OUTPUTの接続関係を残したままコンポーネントを置き換えることができるので、Inputの接続を変更するだけですみます。
もちろん、接続については確認する必要はありますが、コンポーネントの数が多かったり、接続する数が多かったりするときに便利です。

手順は簡単。
コンポーネントを選択して、右クリック→[Replace]とすると、注意してねメッセージがでてReplace完了。

置き換えられなかった接続があれば、メッセージに内容が表示されます。

ちなみに、[Replace]するとPluginのアイコンがでてこなくなってしまいますが、Pathを通せばOKです。

以上、Over !!

TRNSYS CompornentのPlugin path

TRNSYSのコンポーネントによっては、別途プラグインが用意されているものがあります。
例えば、庇(Type34)、気象データ(Type109)、スケジュール設定(Type14)などなど。

プラグインが設定されていると左下にマジックスティックアイコンが表示されます。
クリックするとプラグインが起動します。

こんな感じ。
Pluginの画面で設定した内容がコンポーネントにセットされます。

結構、便利です。

ちなみに、本来プラグインが存在するのに、マジックスティックアイコンが表示されない場合があります。
そのときはpathを通せばOK。
コンポーネントの[Command]->[Plugin Path]で設定します。
Pluginを使うと入力間違いも防げるのでおすすめです~。

以上、Over !!

2012/07/19

WINDOW 7 beta

Windows 8 がそろそろでますね。

って、OSのWindowsの話ではなくて、シミュレーションの計算で使う窓データをつくるソフトウェア WINDOWについてです。

WINDOWは、LBNL(Lawrence Berkeley National Laboratory)からフリーで配布されていて、ユーザ登録すれば無料でダウンロードできます。

TRNSYSやESP-r、EnergyPlusで使えます。

気が付けば、WINDOW 7(まだβだけど)がリリースされていました。

ぱっと見は、たいしてかわってませんが新機能がいくつかついています。

ガラスのデータベースがネットからダウンロードできるようになったことに加えて、真空ガラスのデータが作れるようになったようです。
Gap Library(Ver6までGasLibraryと呼ばれてました。)に真空のデータが作成できるようになってるぜ。

作成方法等、詳細はまた後日。

以上、Over !!

2012/07/08

朝顔祭り

おそれ入谷の鬼子母神。

朝顔祭りに行ってきました。

今日は最終日。お天気が回復したこともあって、盛況でした。

各店に番号が降られていて、毎年同じ番号で出店しているそうです。

朝顔っていってもたくさん種類があるのね。だいたい1鉢2000円ぐらい。

中には5万円でお分けしますなんて朝顔もあったり。。。

入谷の周辺をあるくと家の軒先に朝顔多し。

ふと気がつけば、いろんなところからスカイツリーが見えるのね。

スカイツリーについついつられて浅草まで。

あ、この前できた隈 研吾さんの浅草文化観光センターだー。

のぼってみるといい景色。カフェもあっていい感じ。

浅草寺の仲見世通りは相変わらずのすごい人。

7月9、10日は、ほうずき市(四万六千日) in 浅草寺。
昨年は休日だったけど、今年は平日で行けず。残念。

お祭りがたくさんあるってすてきなことですね。

以上、Over !!